【注意喚起】更新プログラム(KB5012170)適用で「BitLocker回復」という画面で起動しなくなる

8月9日にリリースされた更新プログラムを適用したことで「BitLocker回復」という画面で起動しなくなるトラブルが発生しています。

当店にも3件お客様からお問い合わせがありました。

Windows11で発生するとありますが、Windows10でも被害報告が出ております。

 

【症状】

起動時に青画面で「BitLocker回復」と表示され、回復キーの入力を求められる

【原因】

更新プログラム(KB5012170)が適用され、セキュリティ設定の一部が変更されたことにより、Bitlockerによって暗号化されているドライブにロックがかかる。

【対処方法】

暗号化した際に保存または控えた回復キー(48桁の数字)を入力し起動する。

もし控えてない場合は、別のパソコン、スマホ、タブレットなどでマイクロソフトアカウントのページにアクセスし、ロックがかかったパソコンで使用していたサインインする。

サインインできると、回復キーを参照することができる。

【トラブルが発生する恐れのあるパソコン】

Windows10 proまたはWindows11 pro(※homeではbitlockerは使えない)

DELL製のパソコン(※DELLだとhomeでもマイクロソフトアカウントでPCにサインインするように設定すると勝手にBitlockerがかかってしまうらしい)

 

【いま備えておくこと】

・Windowsのバージョンがhomeかproか確認し、proもしくはDELL製のパソコンならBitlockerがかかっているかどうか確認する。

・Bitlockerがかかっているなら、できれば無効にする。有効のままにしたいなら、回復キーを控えておく。

・万が一のためマイクロソフトアカウントとパスワードを改めて確認しておく。

 

 

Bitlockerでロックがかかってしまうと、回復キーを入れないとどうしようもありません。

万が一のトラブルに対してしっかり備えておきましょう。

現在、このような騒ぎになっています。

 

詳細が分かれば追記していきます。